三原浮城まつり
写真の講習をするのに撮影の題材として三原浮城まつりに行ってきた。
昼過ぎから雨が降り始めてしまっていくつか中止になったものがあって残念だったけど、なかなか美味しくて面白いまつりだ。
ここでは、カメラのAEの仕組みや、絞り・シャッタースピード・ISOの関係などの話もしつつ、どういう写真が使える写真なのかを教えながらの撮影をしたり、思うように撮るためにどう設定するかなどたくさんの話をした。
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写真の講習をするのに撮影の題材として三原浮城まつりに行ってきた。
昼過ぎから雨が降り始めてしまっていくつか中止になったものがあって残念だったけど、なかなか美味しくて面白いまつりだ。
ここでは、カメラのAEの仕組みや、絞り・シャッタースピード・ISOの関係などの話もしつつ、どういう写真が使える写真なのかを教えながらの撮影をしたり、思うように撮るためにどう設定するかなどたくさんの話をした。
人やその他生き物を撮るときに顔というのは判りやすいが、いろんなモノについても顔がある。今回、講習をしながら実際に撮ってみたのは大和ミュージアム。ここでは建物の顔だ。この建物に顔についていろんな話をしつつ撮り比べをしていった。
まずはエントランス側。
ガラス張りのエントランスはぱっと見は綺麗だが、そこに感じるのは違和感。まず掲示物のデザインや貼り方が建物に合っていない感じを受ける。出入り口のすぐ左側に見える白い展示ボードは、館内で写真販売のために置かれていたもの。外から見ると明らかに景観を壊している。せめてこの展示ボードの背面は黒色にするべきでしょうね。
そして美しいはずのガラス張り。だがそこに映っているものは美しくない。建築のデザインには街のデザインが必要だと感じることが多い。
要はこれらによってすっきりとした印象を持つエントランス部分が、全体的にごちゃごちゃしているのだ。
こんなデザインの建物だったという記録であればいいが、例えばそれが使える写真かと言えば使えない。今回の講習ではそういうことを重視した内容なので、とことん気を配る。
この建物は大きいけど建物を全て入れた写真では小さく見える。大きさを感じる写真には写真の枠からはみ出させることでその大きさが表現できることもある。そしてエントランス側から感じられたシャープな直線美を活かす構図として、今回は床に敷き詰められたレンガパターンや案内板を含めて構図を決めていった。
案配板と建物にはかなりの距離があるがボケは必要がないのでF値は高めに設定。あとはいつシャッターを切るかだが、大事なのはここでもガラスに映っているものをちゃんと視ること。そこに自動車が映り込んでいるのではいけない。ちょっとタイミングを合わせれば、自動車は映り込まないのだ。
この時は天候と時間帯は良くないので大和ミュージアムの最高な写真が撮れるわけではないが、それでもこうした様々なことを考慮して撮るというのは活かせる写真、使える写真のためには必要なことなのだ。
牛田公民館で地元の方達が開催されたミュージックフェスティバル。
こういうの大好き。
ちっち(と呼ばれていたので、今回はちっちで通す)がボーカルで出ると聞いて行ってみたけど、やっぱりいい声してた。何年か続けていけばどんどん上達していくと思うので今後に期待だな。それにしてもそのバンドのドラマーが格段に上手かったのが印象的。他のバンドもいろんな特色があってすごく上手い。音だけでなくパフォーマンスでも楽しめるし、この会場全体が温かい空気に包まれていて心地よかった。以前kakoさん出演のときに行ったことのあるApple Jamさんつながりでもあったり、いろんなところでいろんな人たちが繋がっている。
またどこかに生音を聴きに行ってみよう。
今回の講習で使用した資料。
自動露出(AE)を使用してカメラ任せでなんとなく撮ってきたという段階から一歩先に進もうとするとき、そのカメラの自動露出(AE)が何を基準にしているのかを知ることが大事。まずはポートレート撮影講習会でも使ったグレーカードで、ちょっとした実験から始めた。するとカメラの測光モードの違いや自動露出の基準が何なのかがはっきりと判る。
そしてカメラで本格的に撮ろうと思うと知っておかなくてはならないのは『露出設定』に関する基礎知識『絞りとシャッタースピードとISO感度の関係』に入っていく。
画のイメージというのは、撮影する位置や角度や構図によっておおきく変わるが、カメラで変えるのは基本は絞りの値(F値)で決めることになる。
絞りで変わる画のイメージというのは具体的に言うとボケになる。ピントを合わせた距離を中心に前後に離れたものをどれぐらいぼかすか、もしくはくっきり写すかという画のイメージだ。例として以下に載せてみたので参考にしてほしい。
構図とこの絞りの値で、撮れる画ほとんど決まったようなもの。あとはその画をどんな明るさ(暗さ)で撮るかということと、静止した画や動いた感じを表現したものを撮るかだ。
こうして決めたように撮るためにカメラの絞り・シャッタースピード・ISO感度の設定の組み合わせる操作をすることになる。そういうのをマニュアルで設定せず自動露出(AE)で撮っているときには、露出補正機能でプラスいくら、マイナスいくら...と設定しているだろう。
同じような画を違う設定で撮るにはどうしたらよいか、被写体ぶれを減らすにはどうしたらよいか、手ぶれを減らすにはどうしたらよいか、明るく撮るには、暗く撮るには...など、この表に実際に撮影した時の値のところにマークをつけ、どうするにはどこをどうかえるかというのをはっきりと判るようにした。
ただし動きが速いものや、暗い場所でも綺麗な写真を撮りたい場合など、持っているカメラでなかなか上手く撮れない場合もある。そういうときにどうやれば持っている機材で撮れるようになるか、もしくは何を買い足せば良いかもはっきりするのだ。
11月3日、縮景園も無料開放。夕方1時間だけ行って来たのだが...
そこには恐竜のような樹があった。
最近、主に風景、建物、人物の事例写真を撮り続けている。
よくある失敗写真、それを防ぐ撮影方法、同じ場所で撮るならどう撮ると良かったのか、そこで撮れる良い写真とはどういうものなのか。そういうものが判るような事例をつくるため、様々な場所でいろいろな向きで撮ったり、縦や横や斜めに撮ったり。
講習を受けてもらった人たちにはきっと役立つ解説付にしようと思っていて、年内には専用のページを作るつもりでいる。
そうやっていろいろと撮り分けているけど撮影と言ってもカメラの操作以外が大半で、実際カメラを構える段階では構図やカメラの設定なんかもほとんどの場合は決めている。ファインダーを覗いてるのはピント合わせや構図確認しかしていないと言ってもいいくらい。あとはシャッターチャンスを逃さないようにするだけかな。
先日個別講習をしたけどやっぱり撮影現場にいないと説明できないことも多く、とにかくいろんなところに気を配って撮っているので、そういうのは現場で体験しないと判らないことばかりだとつくづく思った。
そこで近々ポートレートの作品撮りを行う予定があるので、そこで見学者の受け入れをしてみようかと思っている。いつもは関係者のみで撮影し出来上がった作品のみ公開しているけど、こういう現場を肌で感じながらいろんなことを見聞きしたいという人も居るようなので若干名受け入れようかとも思っている。それでも作品撮りの日程は見学者の都合に合わせられないので予定があえばの話だが。
興味のある人は連絡ください。
広島市環境局中工場の中を通るガラス張りの見学者通路。
大阪市のそれとは違うけどゴミ処理施設にお金をかけ過ぎているように感じる。
今日一日、東京で撮影。美容室からパーティーまで、おおよそ770枚。
いや〜疲れました。
いい写真が撮れていると良いけど、これからチェックだ。
変わり者
...の話をした。
決して同じ列に並ぶことを嫌っているのではなくて、同じ列に並ぶ以外の発想と行動する力があるのだと思う。
それは時として変わり者に見られても、飛び出しているように見えても、そこに惹かれる人たちは必ず居るものだ。私たちもそういう積み重ねの中で出逢ったようなものだしね。
実現することに力を注いでいるその勢いは止めないほうがいい。だから無茶はするなとは言わない。
でも...あ、まぁ判るよね。何をするにしても動ける体が大切だから。
今回逢ってのんびり話してみて、あなたがそこに居ることにいい意義があったんだと感じた。それにお互いが相変わらずな面を持っていたことに感謝だ。
この先もっと大きな力となれるように、さぁこれからも頑張ろ!
大阪駅付近での時間つぶしには大阪マルビルのスタバ。いつもながら人が多い。けどこの周辺は高層ビルに囲われているだけでおしゃれな感じとは違う。
この辺りで一番美しい建物といえば HERBIS PLAZA ENT と THE HILTON PLAZA WEST のある一角。ちょうどクリスマスツリーもあっていつもとは違った輝きも持っていた。
『ごふくじんじゃ』だと思っていたら、なんと『くれはじんじゃ』という。
日本に機織技術を伝えたとされる織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と仁徳天皇が祀られている。
さわやかな感じだった。
地下鉄で見かけるこの中途半端な位置にあるシャッター。
何のためだったか、思い出せない。
数時間集中し続けての撮影が終わると、かなりの疲労感。そんなとき、そこから見える空を見上げると、こういう場所で一所懸命に撮ってたんだと感じ、一気にオフモード。
心休まる瞬間で、さっきまでとは違う感覚でシャッターを切れている。
大阪駅開発プロジェクトだけではないが、JR大阪駅、阪急梅田駅の周辺、長年工事多過ぎ。どんどん変わっている。でもそういう景色が観られるのも今だけで、写真を撮るには楽しめる。
完成するまでに何回撮れるかな。
ひろしまドリミネーション2009が11/6から1/3まで開催中。
こうしたイルミネーションはどこからどう撮るかでずいぶん表情が変わるから、撮る人のアイデアしだいでいくらでも楽しめる。数年ぶりにイルミネーションで撮影会してみても面白いかな。
ひきつづきひろしまドリミネーション2009 より。
Kエリア『帆船と幻のクジラ』から帆船をスノークロスフィルターを使用して撮影。
大きさと迫力と勢いを得られるように。
ひきつづきひろしまドリミネーション2009 より。
Lエリア『ドリームステーション』から汽車をスノークロスフィルターを使用して撮影。
フレームからはみ出させ、実際より角度をつけることで、勢いよく走っている感じにしてみた。
久しぶりに唐戸市場で昼食を摂った。鯨の生肉の寿司が意外に美味い。
それにしてもあいかわらず人が多いな。
一つ違う記事を挟んでしまったが、ひきつづきひろしまドリミネーション2009 より。
Cエリア『ピース城の舞踏会』から、ピース城正面(だと思う)。
こちらが城の正面って気づきにくい感じなんだけど...。
正しくセンターがとってあるようにイルミネーションをレイアウトするともっと美しいだろうね。
彩りを装うおしゃれな樹を発見。ついカメラを向けてしまう。
ちょっとした作例としてiPhone 3GSを撮ってみた。
というのも、ある受講者さんに身近にあるものでブツ撮りの練習をする課題を出してみたからで、条件は光沢のあるもの。 例えば、時計、iPod、携帯電話など。
さてどんな写真を撮ってくるかな。
もしよければこのブログをご覧の方もぜひチャレンジしてみてください。
ご自身のブログにアップしてコメントいただければ、簡単にできる注意点などコメントいたします。
一歩一歩は小さいのに、結構大きな歩みだな。
今、そういう一歩を歩めているんだろうか。と、よく振り返る。
久しぶりにポートレートの作品撮りを行う。今回は広島県内で屋内ロケ。
自分の作品を撮るのだから作品撮りは言わばテストシュート。
依頼を受けての撮影ではそういった試験的なことはできないから、こうして自身を鍛える機会を設ける必要があるのだ。
これまでも作品撮りを通して新しいことに挑戦し続けてきた。それは撮影技術であったり、撮影環境であったり、表現手法であったりと様々だった。でもそのおかげで撮影の幅が広くなり、多様なシチュエーションでも自信を持って撮れるようになったことは事実だ。だからこそ今回も挑戦する。
既に手配は整えたので後は当日を待つばかり...という訳にはいかない。
これから衣装を決めたり、それに合わせてメイクやヘアメイクを決めていく。
事前にいくつかの作品イメージもつくっておき、どう撮るかを検討する。
そして当日は美容室でメイクアップ。
その後ロケ地で撮影。セッティングはもちろんいろんな調整をしていく。
どういう作品にしたいかをモデルと一緒になって具現化していく。
こうしたステップを踏んでいかないといけない。
作品撮りというのは、別の言い方をすると「自分自身のコマーシャル」を撮るのだ。その製作現場は常に自分自身と共にあって、真剣に取り組むからこそできるものがあるし、そういう作品を世に出したいと思っている。
そうしてできた作品を人に観てもらうことは大切なことだけど、それは楽しさとはまた違うものだ。最も面白く楽しいのはこうした創造する過程。
だからこそこの空気を味わってみたい人に向けて今回の作品撮りでは見学者を受け入れることにした。撮影現場だけでなくそれまでの過程もぜひ体験してもらいたい。興味のある方はトップページに記載の案内をご覧のうえ連絡ください。詳細は公開せず個別にお答えします。
今後、メイク、ヘアメイク、スタイリスト、アシスタントとしてご協力いただける方も随時募集しているので、そういう方からのご連絡もお待ちしています。またそういう方達の作品撮りで撮影者が必要でしたらぜひ声をかけてください。
お互いフィーリングが合うようであれば、ぜひ一緒に新しいものを創っていきましょう。
初めて舞子はんの舞を観させてもらいました。
そこにある良さを感じずにはいられません。やはり芸ごとは実際に自分の目で観るべきものだと思いますね。
紅葉もいろいろあるけれど夜は決まってライトアップ。でもそういう楽しみかたよりも、こういう灯りによるさりげなさが好きだ。
二条城のお堀にて、美しい鴨に出会えた。
かやぶき屋根の民家38棟が残る京都美山 かやぶきの里 北村では放水銃の一斉点検があったようで、早朝から多くの写真愛好家がこの地を訪れていた。着いたときには既に30人ぐらいだったが、1時間位かけてひとまわりして撮影を終えた頃には200人くらいには居たかな。
みなさんこの風物詩を撮りに来ているようだったが、私はここで撮影終了。
なにせ来月のコンサートのために田舎の景色を撮りに行っていたので、この放水銃の一斉点検の時の写真は撮っても使いようが無い。足早に丹波篠山へ向かった。
京都大原の三千院で5体のわらべ地蔵に出会った。
大勢の人が慌ただしく行き交う様を眺めながら、苔庭でゆっくりとした時間を過ごしているかのようだ。
駅だけど結構観てまわることができるようなデザインになっている。
北側にあるガラス張りの大きな空間が特徴的だが、空中庭園や南北に向けての2つの門などの空間が設けてあった。
朝しか行っていないので夜の雰囲気は判らないけど、照明の数が少なめに感じた。無意味に明るくしない駅というか照明デザインをかなり意識したデザインなんだと思う。
ただ、この京都駅。現代建築としてはすごく面白い。けど、京都の駅としてはふさわしいとは思えなかった。
昨日は予告通り、作品撮り。
その前から講習用にも使えるようにいくつか説明しやすくするために撮り分けるよう取り組んでいるが、作品撮りをしながらも撮り分けを意識しながらいろんな写真を撮ってみた。
今回撮ったばかりの「撮り分け3枚」を使って、説明をしていこう。
まずは1枚目。
これは3枚の中で最も普段の印象に近い写真。
明暗のバランスもニュートラルだ。
左側に見える窓からは自然光。右上からは室内照明のような感じでレフランプとアンブレラを使用。ごく自然に光に包まれるような感じにするためカポックを1枚使用している。
真横に近い位置からの撮影で、カメラ高さはアイレベルより若干低め。
2枚目としては、先ほどの写真とほぼ同じ角度の顔を選んだので、撮り分けた違いが判りやすいと思う。
ぱっと見てどんな違いを感じてもらえただろうか。
ヘアスタイルと衣装の違いは判りやすい。衣装が赤いのもあってリップの色もやや濃いの判ると思う。
あと判りやすいと言えば明るさの違い。全体的に1枚目の写真よりも暗めなローキーな写真だ。顔の一番明るい頬の辺りの明度はほぼ同じような感じに仕上げている。仕上げているというのにはコツがあって撮影した生写真自体はもっと暗めに撮っていて、こんな写真で大丈夫か?と思わせる感じで撮っている。それをこの明るさになるよう補正しているというもの。写真全体の明るさの差を少なくしていて、それを引き延ばすという処理だ。実際、撮影時に適正な露出で撮っていればもっと違った雰囲気の写真が撮れていることになるが、どうなるかを簡単に言うと髪の毛がもっとつやつやした感じになってしまうと言えば判りやすいだろうか。別のカットのときにそういう感じの写真も撮っているので、その写真をアップしたときにはまた見比べてみると楽しめると思う。
それと撮影環境だ。1枚目の写真とは部屋が違うのでかなり暗い室内環境で撮っていると思って欲しい。
後ろの見えている窓からは離れているので外光は非常に弱くカーテン越しの雰囲気を背景として利用している程度。照明はそれとは反対側、つまり顔に当たっている光は体の右前方のやや上から1灯当てているだけ。室内にある照明とは異なりこちらに窓があるかのような照明の当て方をしている。
この照明効果によって顔のパーツはより際立つことができ、キリッとした雰囲気を出している。
それを除いたとしてしても顔の雰囲気が違って見えるのが判るかな。
撮影している私とモデルさんのさきほどの写真は体に対してほぼ真横から撮ったものだったが、この写真は体に対して斜め45°から撮っている。カメラの高さはアイレベル。ほんの少し近づいていて、ほんの少し焦点距離が短い。カットごとに何枚も撮るが、この高さや角度、距離、焦点距離などの細かな違いで採用・不採用が決まる重要なところだ。
それと人物写真では大事な点があって、その一つの違いによって相当印象が変わるのだが、これはここでは書かないようにしよう。今回載せる3枚にもしっかりとその違いを入れているので、ぜひご自身でで見つけて欲しい。
3枚目は1枚目の写真と同じ場所で撮っているので、環境光や照明は全く同じ。
柔らかい雰囲気の写真だ。
変えてもらっているのは手前の髪を向こうにまわして首が見えるようにし、目線を外しているくらい。体の向きはそのままで顔の向きは変えているが、一番の変化は撮影者の私の位置が右側に移動していること。これにより窓からの光をメインにし、照明をサブにした画に変わっているのだ。つまりメインとサブの光の利用の仕方は1枚目の写真と反対ということ。こうして逆光を利用した写真なのもあって、ややハイキーな明るめの写真ではある。それにこの位置かだとは背中のラインやバストラインも映える。
カメラの高さは1枚目より高くアイレベルより少しだけ上。こうすることで手前にある肩の印象がぐっと変わる。こうした肩の使い方やカメラの高さの違いは先月開催したポートレート撮影講習会でもお話ししたが、こうして写真になってみるとより判りやすいでしょう。
今回室内で肌を丁寧に撮りたいと思っていたので、冬だけどこうした肩を露出できる服をリクエストしていたし、いろいろと探してもらった甲斐があったと思っている。
ひとまず撮り分けた事例として3枚を載せてみたが、1回の撮影でもこうした違いは出せるもの。それにはどういった写真にしたいかというイメージを持つことが大事。そしてそれを表現するにはどうすれば良いかを知っておくことだ。要は演出家でなければならない。
あるものを撮るというのはカメラの役割。どう撮るかが撮影者の役割。だから写真は著作物なんですよね。
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